卒業と加入

紺野あさ美さんの門出は笑顔に涙の素晴らしいものになったようです。
怪我をした辻希美さんも、松葉杖姿が痛々しいけれど元気だったようで、ホッと胸を撫で下ろしました。


紺野あさ美が涙の卒業!今後は大学入学目指します!(SANSPO)


しかし改めて、彼女の強い意志には驚かされます。なかなかこういう決断と決意は出来ないですよ。やはり彼女はかけがえのない娘。でした。『モーニング娘。』でした。



ところで、この記事の中に気になる一文が。

一方のモー娘。は紺野と小川の卒業で8人になるため、今月中に8期メンバーの募集を行う。


なんていうかさ。


落ち着きないよな、本当に。もう少し時間をあげようよ。
「これがモーニング娘。だから」と言われれば「そうだよね」と納得するしかないんだけれども、それにしてもフワフワしている。7期メンバーの久住小春さんだって何かを成し遂げたとはまだ思えないのです。もちろんいいペースで成長しているとは感じますが、やっぱり時期尚早。


しかしながら、「8期募集」に対しての自分のこのネガティブ感情をちょっと突っ込んで考えてみると、それは小春ちゃんモーニング娘。自体がまだフワフワしていることに対しての心配から生まれているんじゃないことが明らかになる。


つまり僕は、「卒業→ハイ、募集」みたいな流れが気に食わないんだと思います。
卒業したと同時の募集。無くなったから「ハイ、補充」みたいな簡単な流れ。人が「人材(この言葉、僕は大嫌い)=もの」になってしまうような、そんな感覚。事務所の浅はかな考えが透けて見えることに嫌悪感が湧く。僕はいつも事務所に対してあまり愚痴を言わないけれど、今回はとっても言いたい気持ちです。


そんな感情の裏にはやはり「紺野さんはハローから卒業なのだ」という寂しさがある。もし紺野さんと小川さんが「モーニング娘。卒業」のみでOGとしてハローに居残り、卒業後も変わらず幸せなその姿を見せてくれていたら・・・・そう考えると「いなくなってしまう」と「メンバー募集」が混ぜてはいけない劇薬のように僕には感じられる。そこを混ぜるから、ネガティブで事実を拒否したい感情が生まれるわけです。


今日、こういう感情があることをここに記しておこう。
いくらなんでも、いくら「モーニング娘。」でも、これに慣れては危険な気がする、特に今回は。
結果的に8期メンバーが加入し、彼女と新しいモーニング娘。を応援するとしても、今日この日にこのような感情を抱いたことだけは、忘れないでおこう。