振り子

今日は辻希美さんと杉浦太陽さんの会見がありましたね。
僕は見ていないんですけど、ネットニュースで写真見たら本当に幸せそうでした!
しかもお似合いカップルでした!!


この件について、いろいろな場所でいろいろな人のいろいろな反応を目にすると。
他人様の書いたこと(=他人の考え)にケチをつけている、自分の考えと違うからって罵倒している人も多くいて、仕方ない人たちだなぁと不愉快になったりもしました。そんなの他人に対して言わず、シンプルに自分がどう思ったかを表せばいいじゃん。価値観が違うなら違うでいいからさ、罵倒するのはあまりにも程度が低いぜ。カッコ悪いし。


今回、結果祝福できる人とどうしても受け入れられない人、両方いると思うんですよ。
でも僕はそれでいいと思ってるし、いて当然。そういうもんだしね。
だからお互いやりあっても仕方ないよ。何にも生まない。
先に手を出すほう(罵倒する人たち)はモヤモヤを怒りに変えて矛先を何かに向けなければ気が済まないみたいで、矛を出すんだけど、それを闇雲に振るってもモヤモヤはなくならないよ?余計モヤモヤするよ?


ビートたけしの著書『愛でもくらえ』でこんな言葉がある。
「振り子の愛情論」。

ここに振り子があるとする。静止した状態の、錘が垂直に下りている真ん中がゼロ点で、振幅の片側が暴力、反対側が愛だとしたら、激しい愛という点から錘を放せばその振り子は激しい暴力に変わる可能性がある。一〇〇の暴力は一〇〇の愛に変わることがある。物理で言うポテンシャルエネルギーだけど、一〇しか愛してないやつはどうしたって一〇〇の暴力はふるえないことになる。


(中略)


だめなんだ、みんなわずかな振幅に閉じこめて、せいぜいプラスマイナス五ぐらいの範囲でしか運動させてないから。一〇〇のエネルギーでもってガンガンやらなければだめだ。もっと激しく、鬼のような顔して叩かなければだめだと思う。


祥伝社刊 ビートたけし『愛でもくらえ』より 一部抜粋


これを昔読んだ時、なるほどなーって思ったことがある。
つまり激しい怒りの感情を相手に純粋に向ける人は、その人を激しく愛している可能性があるということ。
だから、辻ちゃんに対して、または当事者に対してものすごく怒っている人の気持ちっていうのは、何だかんだいって盲目的に信じている僕のような人と根っこの部分は同じなわけで、理解できるし共感できる。ま、怒っている人はもっとイラッと来るかもしれないけどね(笑)


ただ解せないのは、怒りの対象を少しズラしている人たち。
「信じている」人たちに対して罵詈雑言を吐いたり、いつものように事務所に対して責任を求めたり、仕事に穴を開けたり避妊の観念といった社会的責任や個人的主観の違いを武器に叩いたり。挙句には勝手な推測で関係ない矢口真里さんまで叩く始末。


完全に変な方向いっちゃってるな〜と思うのよね。愛情の振り子にもなってない。鬼のような顔して他のところを叩いたらダメだって(笑)
たとえそっちに行きかけても「振り切れ」ばいいのに。
それこそ本当の中途半端だと思います。


今、過去のハローのニュースに対するファンの反応を振り返ると、毎回こうした「ズラし」があることに気づく。もっと一直線にガーッと怒ればいいのに。自分の感情に自信がないのか、はたまた自分に自信がないのか。
そこはぜひ自信を持っていただきたい。



さてね、記者会見も終わったことですし、そろそろこの話題も一段落です。
そろそろ違う話題について書こうっと。

一生 手をつないでましょう

こんなことが起きた日に限って時間が余ったので、考える時間がいっぱい出来ました。
本当は別に書こうと思っていたことがあるんだけど、こっちを先に書きます。
辻さんの話題。


今日僕はこの報を仕事の昼休みに職場の人から聞いたんですけど、まずビックリしたっていうのと、「病気療養中のはずなのになんで?」という疑問が湧きました。結果的にその病気によって妊娠の兆候が発覚し、それで電撃できちゃった婚とあいなった。


で、上の記事でも書いている通りこのニュースを聞い直後の僕の心情は複雑でありまして、祝福できる気持ちではなかった。なんでだろうか、とその時には把握できなかった自分の心をあとで掘り下げてみたところ、やっぱり僕の中で引っ掛かりがあることに気づきました。


いや、祝福はするよ?辻ちゃんが幸せならそれがいちばんです。
だって彼女の人生ですから、彼女の決断ですから。
でもね、最終的に僕は祝福するだろうけれどもそこに至るまで考えることもあった。
それをここに書こうと思います。


以下に書くことは、ただの僕の個人的な観念であり考えであり主義の羅列であり、辻さんやその周りの人、そして今回のことに関する批判では絶対に無い。単に僕はこういう考えを経て「辻ちゃん、おめでとう!」にたどり着いたというプロセスを記すのみであります。


あとちょっとアダルトな話もするからね。
読んでいる方、万が一ムカついたら即ページを閉じるんだよ。




さて、なぜ僕が複雑だったか、手放しで喜べなかったか。
それを一言で言い表すならば「できちゃった婚」だからである。


辻ちゃんがアイドルだからとか未成年だからとかそういうのはひとまず置いて、僕はそもそも「できちゃった婚」というものに対して今まで一度も「快い」と思ったことがないことに気づきました。


だってさ、「できちゃった」ってぜんぜん計画的じゃないでしょ?いや別にめちゃくちゃ計画しろとも言わないけれど、やっぱりいろんなものに穴を開けてしまうのはどうかなと思う。そのタイミングは操作できるものでしょ?「できちゃった」てのは「アクシデント的」だから、僕は嫌いなのだ。


今回のことだって体調崩すまで本人も気づかなかったわけだ。完全にアクシデントというか、不注意みたいなところあるじゃないですか(もし狙ってやってたら凄い)。で、いろいろなところに影響を及ぼす、スケジュールや人の心に風穴を開けてしまう。
それなのに「できちゃった」には「子供ができた」というおめでた既成事実でポジティブな方向に持っていける、ある意味こずるい部分が少なからずあると思う。


やっぱりさ、避妊するという意識は日本は低いと思うのよね。若い人に限らずいい大人だって不倫で子供作って酷い有様になったりしてる。絶対避妊しなきゃいけない、なんてこともないけれど、避妊対策ナシで「妊娠しない」なんてどこか都合よく考えてるならそれは間違いですよ。現にいい歳こいてそういう甘い考えで問題を起こした近しい大人を僕は知ってる。


その人じゃないけれど、そらコンドームつけずに性交に及べば妊娠するっちゅうねん。着けたって100%じゃあないけど、着けなければ高確率で子供ができる。「ま、今日は大丈夫だろ」って、全然大丈夫じゃないからね(笑)そういうことはよく考えたほうがいい。考えて、それで避妊しないならしないでもいいからさ。


辻さんの事に関して言えば、妊娠したことでスタートした仕事はキャンセル、関係者を巻き込んでしまった時点でもうアクシデント的な「できちゃった」であり、その裏に避妊に対する意識の低さが窺えるのが僕としては残念な限りです。相手の俳優さんも26歳なんだからキチッとしてくれよ。年上なんだからリードしろよ、先っぽ君になってる場合じゃねえだろ、と(笑)


救いなのはあとからでも2人が「結婚」に踏み切ったこと。
「できちゃった」で終わらせず「できちゃった婚」まで通したこと。
やっぱり生まれてくる子供には両親がいたほうがいいよね。認知されるだけだったり片親だけだったりっていう、戸籍の跡は複雑だよー。だからちゃんと結婚してくれて良かった。それだけ意志が強いってことだしね。




以上、半ば批判めいた感じ(というかおっさんの説教)になっているけど、最終的には僕は祝福してます。
矢口真里さんモーニング娘。脱退の時にも書いたけど、僕はハローのメンバーがそういう局面に立った時、自分の人生を選んで欲しいと思ってますからね。周りになんやかんや言われて意志を変えるような愚は絶対に犯さないで欲しい。間違ったっていい、後悔したっていい、必ず「自分の意志でもって自分の選択をする」こと。他人がどうこう言ってきたってその人はこっちの人生の責任は取ってくれない。ただ無責任に言ってるだけですから。
そういう意味で辻ちゃんはしっかり意思表示したし、行動した。それでいいんだと思う。


ちょっぴり無計画であまりにも突然だったけれど、辻ちゃんらしいし、そこも愛せる。
「もーホンっっとバカだなぁーー!」って笑ってしまうね、僕は。
始め手放しでは喜べなかったけど、のの&ののベイビーを想像したら超ハッピーじゃん!
祝福しちゃうに決まってんだろ。


どうか、その日まで健やかに。
そして、その日からもずっと幸せに。

Hello! Project Choreography Award 2006(ハロプロ振付大賞2006) 結果発表


皆様お久しぶりでございます。
そして大変お待たせしてしまいました。本当に申し訳ございません。
遅くなってしまいましたが、『HPCA2006』結果発表です。



■振付大賞2006(ランキング形式)


1位:『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』/モーニング娘。 83pts
2位:『バラライカ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 64pts
2位:『ガラスのパンプス』/後藤真希 64pts
4位:『恋☆カナ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 51pts
5位:『Ambitious! 野心的でいいじゃん』/モーニング娘。 37pts
6位:『青空がいつまでも続くような未来であれ!』/モーニング娘。 36pts
7位:『SOME BOYS! TOUCH』/後藤真希 31pts
8位:『ジリリ キテル』/Berryz工房 27pts
9位:『わっきゃない(Z)』/℃-ute 26pts
10位:『まっさらブルージーンズ』/℃-ute 24pts
11位:『大きな愛でもてなして』/℃-ute 23pts
12位:『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』/Berryz工房 22pts
13位:『INDIGO BLUE LOVE』/モーニング娘。 15pts
14位:『お願い魅惑のターゲット』/メロン記念日 14pts
15位:『一切合切 あなたに∮あ・げ・る♪』/美勇伝 11pts
15位:『即 抱きしめて』/℃-ute 11pts
17位:『レインボーピンク』/モーニング娘。 8pts
17位:『愛すクリームとMyプリン』/美勇伝 8pts
17位:『シュワッ』/美勇伝 8pts
20位:『今にきっと…In My LIFE』/後藤真希 7pts
20位:『Crazy Happy!』/メロン記念日 7pts
22位:『歩いてる』/モーニング娘。 6pts
23位:『メロディーズ』/GAM 5pts
24位:『ザ・ストレス』/安倍なつみ 4pts
24位:『ALL OF US』/後藤真希 4pts
24位:『Thanks!』/GAM 4pts
24位:『LET'S GO 楽天イーグルス』/DEF.DIVA 4pts
28位:『HOW DO YOU LIKE JAPAN? 〜日本はどんな感じでっか?〜』
    /モーニング娘。 3pts
28位:『チャンス チャンス ブギ』/モーニング娘。 3pts
30位:『甘すぎた果実』/安倍なつみ 2pts
30位:『オリビアを聴きながら (2005Version)』/後藤真希 2pts
30位:『パープルウインド』/モーニング娘。 2pts
33位:『ハピネス』/松浦亜弥 1pts



▽評
大賞はモーニング娘。さんの『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』でした!
投票者ほとんどがこの作品を挙げていて、どんどん他作品と差をつけていき最終的には圧勝でした。なぜこんなにも支持されたのかを考えるとやはり「一緒に振りを踊ろう」という試みが勝ったということだと思います。振り自体の目新しさはないものの、難易度を下げ敷居を低くした結果「パフォーマーと観客の一体感」という作用を生み出している。ダンスの公演にも観客が「舞台を観る」だけでなく「一緒に加わる」という“観客巻き込み型”のパフォーマンスがありますが、それと同じようなものです。自分も作品の一部になって嬉しい楽しい、というわけですね。


2位は月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)の『バラライカ』と後藤真希さんの『ガラスのパンプス』が同点で。


この企画をやって感じたのは全体的に小春ちゃんの躍進が目立ちました。月島きらりという仮面の力を借りながらも、「月島きらりブランド」を確かなものとして印象付けたのも他ならぬ彼女自身の力。一人二役、お互いに高めあっていった結果です。
特にランキング入りした2曲はコサックダンスや手で☆を描くといった印象に残る動きが入っていたのもポイントです。ダンスという視点から見ると、「動きそのもののインパクトがいかに大事か」ということに気づかされます。面白!と思わせたらしめたものなのです。


ガラスのパンプス』についてはやはり後藤真希の面目躍如といったところでしょうか。あの手のダンスを踊れるメンバーはハロプロには少ないと思いますし、それは彼女の持ち味として機能しています。画面や舞台上から伝わってくる圧倒的な身体表現は言葉にし難いものがあります。「す、すげー・・・」みたいなね。リズム、キレ、決め、表情などどれを取ってもかなり洗練されています。
このサイトはごっちんについて書くことが多いのでごっちん贔屓な人が数多く投票しているんじゃないかという懸念もありましたが(笑)票を見るとそうでもないようです。好きなメンバーが他にいてもあのパフォーマンスを観てあれには票を入れざるを得ない、というような方もおられました。ごっちんファンとしては嬉しい限り。ていうかランク上位で良かった、ホッとした(笑)嬉しい!嬉しいぞーーーー!!!


さてそれ以外のランキング入り作品を見ると、やはりモーニング娘。さんの作品が多いような印象です。個人では小春ちゃんごっちん、グループではモーニングが強い。この傾向にはソロ作品とグループ作品の特色の違いが見えてくるのです。
ソロ作品の魅力にはその人一人が持つダンス表現力にダイレクトに影響されますが、デュオ以上のグループ作品においてはダンサーどうしの動きの構成も深く関わってきます。つまり、動線・隊形など「ステージング」の部分とユニゾン・かけ合いといった「コンタクト」の部分です。ソロ作品にはない、グループでのダンス作品の見どころはここにあるのです。
モーニング娘。さんは夏まゆみ先生が振付をしていた昔から、その特色が印象強い。上位ランクインの『Ambitious! 野心的でいいじゃん』『青空がいつまでも続くような未来であれ!』を見るとグループダンスの醍醐味が振付に表れていてそれがわかります。


あと忘れてはいけないのがBerryz工房℃-uteなど、若い世代の力です。
僕は不勉強でよくわかりませんが、楽曲の質においてもすでに一定の評価を得ている両グループ。その勢いと実力は確実にダンス分野においても顕著に表れており、無視できない存在になっています。両グループ互いにしのぎを削るような形で高めあい、今後より成長していくでしょう。楽しみな存在です。


最後に。ランクインした作品の中にバラード系の作品が入っています。
ほとんどダンス呼ぶようなダンスは入っていません。しかし「表情」がある。抑えた手の動きがある。それも静のダンス表現と言えるのではないでしょうか。この結果からそう考える人が僕の他にもいるとわかったことは収穫でした。




■ベスト・オブ・ベスト(ランキング形式)


1位:『恋愛レボリューション21』/モーニング娘。
1位:『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』/モーニング娘。
3位:『バラライカ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 
3位:『恋☆カナ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 
3位:『ガラスのパンプス』/後藤真希
6位:『LOVEマシーン 』/モーニング娘。
6位:『ザ☆ピ〜ス! 』/モーニング娘。
6位:『Go Girl〜恋のヴィクトリー〜』 /モーニング娘。
7位:『恋のテレフォン GOAL』/安倍なつみ
7位:『くちづけのその後(後藤 Version)』/後藤真希
7位:『やる気!IT'S EASY』/後藤真希
7位:『ギャグ100回分愛してください』/Berryz工房
7位:『チュッ!夏パ〜ティ』/三人祭
7位:『色っぽい じれったい』/モーニング娘。
7位:『シャボン玉』/モーニング娘。
7位:『恋ING』/モーニング娘。
7位:『Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜』/モーニング娘。
7位:『Do it! Now』/モーニング娘。
7位:『愛の園〜Touch My Heart!〜』/モーニング娘。おとめ組
7位:『胸さわぎスカーレット』/Berryz工房
7位:『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』/Berryz工房
7位:『ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!』/H.P.オールスターズ
7位:『うわさのSEXY GUY』/後藤真希
7位:『恋をしちゃいました!』/タンポポ
7位:『お願い魅惑のターゲット』/メロン記念日
7位:『ナビが壊れた王子様 (LOVE CHANCE)』/松浦亜弥
7位:『ジリリ キテル』/Berryz工房



▽評
これはかなり票がバラけてしまいましたね(笑)企画者のミスです。今までの作品すべてから、という条件だと作品の数だけ思い入れがあるので結果がこうなってしまいました。1票しか入っていない作品がズラーッと・・・。


ソロ作品では久住小春後藤真希の両者が健闘しています。
タイプの違いこそありますが、それぞれに魅力を持ったダンサーの作品がランクインしています。


その中でやはりモーニング娘。さんの作品群が人気なのは一目瞭然。しかし最近の作品は『SEXY BOY〜』のみ、夏先生の過去のワークスが依然人気です。
『恋愛レボリューション21』が一番人気なのは岡村先生の活躍が未だに影響しているのでしょうか(笑)このダンスの振付を「岡村先生が習得する」という形で断片ごとに見せた岡女は、ある視点から見ると「モーニング娘。が楽曲において一体どういうダンスをしているか?その動線は?ユニゾンの動きは?かけ合いは?それを踊る難しさとは?そして楽しさとは?モーニング娘。の魅力は?」という疑問に対する答えすべてが切り取られているようにも思えます。まっこと貴重な企画でありました。




■ベストダンサー2006(ランキング形式)


1位:後藤真希
2位:久住小春モーニング娘。
3位:清水佐紀Berryz工房
4位:石川梨華美勇伝
5位:村上愛℃-ute
6位:亀井絵里モーニング娘。
7位:新垣里沙モーニング娘。
7位:道重さゆみモーニング娘。
9位:高橋愛モーニング娘。
10位:小川麻琴モーニング娘。
10位:田中れいなモーニング娘。
10位:柴田あゆみメロン記念日
10位:中島早貴℃-ute



▽評
さて、注目のハロプロベストダンサーであります。
グランプリに輝いたのは後藤真希さん。堂々の1位です。
ダンスといえばごっちん、と僕は思っておりましたが、結果もそうなって安心しました。まあ総投票数の桁が違えば結果も変わるかもしれませんが、この企画にもある程度まとまった(というかたくさんの!)投票を頂いているので信頼性はあると思います。素直にごっちんファンとして嬉しい。ぜひこのまま走り続けてほしいし応援しています。
あと、後藤真希とそのダンサーズに投票された方がいたこともここにご報告しておきます。今回は「ハロプロメンバー内で」というルールにのっとり結果には反映出来ませんでしたが、普段ソロという孤独な表現者でいた彼女にプロのダンサーの表現を掛け合わせるとまた新たな魅力が生まれることも確認できました。


2位はやっぱり久住小春さん。ここでも来てます。ここまでくると「もうミラクルなんて言わせない!」という声が聴こえてくるようです(笑)
彼女の場合、取り立ててダンスの技術が高いわけではない、と僕は分析します。しかしそれを補って余りある表現力がこの結果に繋がったと思っています。ダンスは技術だけにあらず。見る人の心を動かす何かが最も重要なものなのです。


3位はBerryz工房から清水佐紀さん。以前彼女のダンスに関するコラムを紹介したことがありました。納得の3位です。
その小さな体からは想像できないほど大胆な動きをする彼女。思えば矢口真里さんもダンスは上手かった。身体の小ささは表現力によってカバーできることを実証しています。


4位は石川梨華さん。腰です。腰だろ。どう考えても腰だ!梨華腰!!!
という半ば本気の冗談は置いておいて、石川さんの全力力というのはダンスでも表れているということです。凄い。手の振り方、ジャンプ、表情、腰に至るまで一切の妥協を許さない彼女。エネルギーの塊という感じで、それが見るものを圧倒するんですね。


ランキングを見ると、ハローのダンサーには大きく分けて2つのタイプがいると思います。
「技巧型」と「表現型」。完全に分かれるわけではなくどの人も2つの要素を持ち合わせていて、その比率によりどっちかと言えば、という話ですが。後藤さん、清水さん、小川さんは前者のイメージが強いですし、久住さん、新垣さん、田中さんなどは後者ぽい。こういうのも結構興味深いものです。ただ「どちらが上」ということでなく「どちらも大事な要素である」。そのことの何よりの証拠になっているわけですね。






さて、長々と続けてきた結果発表はここで終わります。今回僕なりの視点を加えて発表してみました。
ダンスに目を配るとハローは何倍も楽しくなる、そうなったら幸いです。


最後にもう一度。
企画して多くの方々に票を頂いてからこの日まで放って置いてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
いいわけはたくさん思いつきますが言いませんし書きません。ひとえに僕のだらしなさが招いた結果であります。

訃報について

モーニング娘。のリーダー・吉澤ひとみさんの弟さんが、交通事故により他界されました。


言葉にならないし、する気もない。
ただただ、弟さんのご冥福を祈るのみです。



ひとつだけ思うのは。
人が辛く苦しい出来事に出会った時、何か「することがある」のは最後の救いだ、と思う。

出張中

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


などと遅い新年の挨拶をかましてますが、すいません、今年の初更新から謝ってしまいました。


やはり年末年始は忙しくて時間が取れず、今も出張先の名古屋にて携帯電話更新です。


皆さんをだいぶお待たせしてしまっている『ハロプロ振付2006』ですが今月15日付近には結果発表しますので、今しばらくお待ちください。
集計の方は概ね終わっていますが、マイナーサイトの企画ながらたくさんのご協力を頂き、なかなか興味深い結果が出そうです。
ありがとうございました。


それでは今回はこの辺で失礼させて頂きます。
今日も明日も徹夜だ、がーっ!!!

共犯者。2006

えー結局これを書いているのは夜中というか朝ですが、まだ12月31日です。僕の中ではそうです。
というわけで今年のサイト総括。今年の!!!(←俄然強め)


今年は一言で言うと「時間との勝負の年」でしたね。
そしてこのサイト的には、時間に負けてしまっていたかもしれません。
更新頻度はグッと減って最近では週1更新も怪しい状態です。読んで下さっている方には本当に申し訳ない思いでいっぱいです。


サイトを振り返ると、ハローの流れと共に大きな出来事がいくつかありました。
アクセス的には大きな山が3つ。
加護亜依さん謹慎の事件、後藤真希さんシークレットライブの記事、ハロプロ振付大賞2006。
この3つがアクセス数が高かったですね。


加護さんについては事件が事件なので大したこと書いてないけれど、おそらくハローサイト全体の平均アクセス数が上がっていたことが影響したのだ思います。自分の力はほとんど使ってません。


後藤さんのシークレットライブについての記事は、多くの議論を巻き起こしたと自覚しています。
書いた直後のアクセス数も凄かったし、その後も度々某所に張られてかなりの人が来ました。未だにピンポイントでよく来ます。


今だから言うと、当時は数日間対応に追われ、体力的精神的に疲労困憊したのをよく覚えてますね。結構きつかったぞ(笑)心無い悪意のこもった言葉や、僕にとっては理解の出来ない理論で責められ、時には罵倒され、サイト閉じたら楽だよなーとか思いました。でもやめなかったけどね。


ただこの私的な騒動のおかげで、以後まともに更新するのが億劫になったっていうのが正直あります。僕の力不足が悪くもあるんだけどさ。
ちなみにあの記事を書いたことは今も後悔してないし、変わらぬ気持ちでおります。


ハロプロ振付大賞2006『Hello! Project Choreography Award 2006』開催への反応の多さは僕にとっては嬉しいことでした。初めて自分の力でいい結果が出たからね。


この企画の発想自体はもっとずっと前に頭の中にあって今年絶対やろうと思ってましたが、時間に追われ準備不足の感が否めません。来年は今回の教訓を活かして、もうちょっとブラッシュアップして開催したいと思います(ということは来年もやるということだ、よろしくお願いします)。


ちなみに今年の集計は大晦日までにやる予定だったけれど間に合ってません。
出来るだけ早くやる所存ですので気長に・・・気長にお願いします。ごめんなさい!



来年は。
サイト目標としてもう少し更新すること、思ったことはすぐ書くこと(ライブレポートとか)、この2点を胸に頑張っていきたいですね。
1年間を読んで頂いている皆さんにはやきもきさせて申し訳ない状態が続いてますが・・・なんとか巻き返したい、そういう気持ちはあるのでよろしくお願い致します。


あと個人的にもう少しライブに行きたいんだけど、こればっかりは下回る可能性はあっても上回る可能性は低し。悲しい。



それでは皆さん、佳いお年をお迎え下さい。(ってもう元旦・・・)




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