鼻水ながらにおうどん

昨日は後藤真希の新曲『今にきっと…In My LIFE』について書きました。
ごっちん作品に対してあんなに辛口で書いたのはこのサイトでは初めてだったと思います。
で、じゃあ『今にきっと〜』は聴いていないかというと、ヘビーローテーションして聴いてるんです(笑)


結局こうなのよ。なんだかんだでいい曲だなぁと思ってる自分がいるし、何回も聴いてると本当に病みつきになっちゃってずっと頭の中流れてる。ハナウタで口ずさんじゃったり口笛で吹いちゃったりしてる自分の姿がいちばん素直な感想になるわけですね、結果的には。


良いんだけど悪い、悪いんだけど良いという、これぞファン心理。
だって好きなんだもん、やっぱり愛してしまうし、愛せてしまう。だからこそ、昨日のような感想は流されて消えていく前に書き残してよかったなぁと思いました。何よりも自分のためにもね。


今日はテレビ朝日ミュージックステーション』に松浦亜弥が出演。新曲『砂を噛むように・・・NAMIDA』を披露していました。これで僕は発売前にショートバージョンを聴いたことになります。


その時ちょうど家族で晩ごはんを食べていて、母親に「あんた好きなんでしょ?この子。音量上げていいよ」と言われて「えええ!なんで好きだって知ってるの、ママン!?」と返しながらも、そういえば自分の部屋にたくさんCDとか写真集とか落ちてたことを思い出し、余裕で音量上げて観てました。好きです、あややが!


今回の新曲の作詞作曲は森村メラJoey Carbone(&Kyoko Nittaさん)タッグ。そう、美勇伝『曖昧ミーMIND』やW『Miss ラブ探偵』のコンビです。でも今回ばかりはこの2曲の風味は忘れていただきたい。全く印象が違う、切ない失恋バラードでしっとりした曲です。


ミュージックステーションのライブでショートバージョンを聴くと昨日聴いた30秒CMとまた印象が変わりましたが、やっぱり引き込まれることには変わりはありませんでした。


ていうか、やばい!すげぇ!!あの「歌」はアイドル歌手を越えてしまっている。化け物と言っていいですよ。松浦亜弥が歌に込めた気持ちが僕の心を直撃し、僕は涙が出そうになりました。ほとんど、出た。バレないように誤魔化そうと鼻水をすすりながらワザと大きな音をたてて夜ご飯のうどんを食べました。


同時に込み上げてきたのは、やっぱりごっちん。また昨日の感情が再燃しました。
こういう物言いってすごいカッコ悪いと思うんですけど、敢えて言う。「なぜだ、なぜごっちんの曲はハッとさせる何かが無い曲なんだ。一瞬で人の心をわし掴む曲を彼女に与えてくれ!」


ごっちんの今回の曲は好きなんです。でも不満です。仮にごっちんミュージックステーションに出演し、その実力で最高値のパフォーマンスをしたとしても、やはり軽いと思うんですね。軽くてポップな感じも良さではあるんですが、軽すぎて引っかかりが無い気がする。なんか、心地良く過ぎていってしまう風のようなんです。


まっつーの歌を聴いて感動し泣きながらおうどんを食べつつ「ギギギギ!なんでごっちんの曲は・・・!」と歯軋り。ごっちんの歌に対する想い、そしてその実力に応えてあげてくれよ!!と思いが迸りました。ちくしょーっ!!


つんくさんの『今にきっと…In My LIFE』についてのコメント。

そう言えば、ここのところの後藤のシングル曲は僕の作曲ではなかったので
(偶然というか、良い曲にいっぱい出会っちゃったから)
今回の新曲作曲時は、「お!そう言えば、こんなパターンも、あ!あんなパターンも」
なんていっぱいいろんなイメージが浮かんで悩んじゃったりするのかな!?と、
去年の後藤のステージやテレビでのパフォーマンスを思っていましたが、
なんと!なんと!一球入魂の曲が出来上がりました。


(中略)


とにかく、イントロが始まった瞬間からテンションが自然にハッピーになるイメージですね。


それと同時に、昨年、コンサートやドラマなど、いろんな仕事にチャレンジし、
20歳になったことも折り重なってか、びっくりするほどの歌声の安定感。


これが何よりなのです。


歌が強力な説得力を持っているので、RECしてても本当に安心感があるのです。


それは、現在ではステージングに現れています。


つんく♂オフィシャルウェブサイト より一部抜粋


安心しちゃダメ!!マジで!!!
プロデューサーからパフォーマーコレオグラファープロモーターに至るまで、関わっている全員安心してはダメだ!「ものづくり」ってそんなんじゃないでしょ?全員がピリピリとしたいい緊張感でやってくれよ。音楽業界崖っぷちなんだよ。1曲1曲が全部オーディションだと思ってくれ!頼むから!!


今夜はごっちん出演のNHK『ポップジャム』、日本テレビ音楽戦士 MUSIC FIGHTER』があります。
さて。