美勇伝の借り

さて先日、美勇伝の『クレナイの季節』を買ったついでに勢い余って『紫陽花アイ愛物語』も買ってしまったことを書きましたが、『紫陽花〜』スゴイいい曲じゃね?


まず曲にインパクトがある。曲調がなぜか日本ぽい感じがして、これぞ美勇伝という感じ。専門的なことはわからないので説明しにくいんですけど。
さらに、気持ちが離れていく恋人を想う切ない女心を表現した歌詞に涙!「長く長く」「ずっとずっと」「ユラリユラリ」「一夜一夜」「いつまでもいつまでも」など、繰り返すのもすごく良い。
歌唱も激しめで畳みかけるようなのに、繊細。


僕が最大に心を締めつけられたのは「あたしずっと知ってたよ」。
この部分で歌声がわざと小さくなるんですよね。それが切なくて。あいにく僕は女の子じゃないんですけど(笑)それでも切ないね。


カップリングの『曖昧ミーMIND』の方も良いです。
何か聴いたことあるような曲調だと思ったら、Wの『Missラブ探偵』の作詞作曲陣でしたね。僕は『Missラブ探偵』好きなんで。
全体的にすごい良いシングルになってるじゃないの!


で、なんでこんな時期はずれなこと言ってるかっていうと、『クレナイ〜』がオリコン週間ランキング初動で10000枚切ったからです。


やっぱり『クレナイ〜』は曲として微妙だったのか。
僕はちょうど美勇伝にどんどん興味を持ち始めた頃だったので、いろいろなサイト様が「微妙」という意見を出されているのを見ないようにしてた部分があったんですけど(笑)『紫陽花〜』を同時に買って比較対象が出来たせいでだんだんわかってきたぞ、と。やっぱり曲として地味というか、微妙な感じがしますね。『内心キャキャーだわ!』はいいんだけど。


各曲の聴いてる回数が僕の感想を顕著にあらわしていますね。
紫陽花アイ愛物語>曖昧ミーMIND>内心キャキャーだわ!>クレナイの季節
の順。
やっぱりこういうのはウソつけないですよね、一番。セールスランキングよりもっと重要なのはより多くの人に多くの回数聴いてもらえる曲かってことです。曲自体のクオリティ。


あとは、もっとプロモーションせよと。アルバムは素直に嬉しいが、時期を考えろと。
ごっちんのベストもそうですけど、会社側に何も考えていない人間がいる気がします。ちょっと考えればわかるだろ?売れるものも売れなくする方針には心底腹が立ちますね。


しかしこれからですよ、美勇伝は。
3人とも、特に石川梨華という人間は、この事実を受け止め凹み、危機感を抱き(それが直接自分に原因がないとしても)、そして努力することを怠らないことは僕たちが知っています。


借りはこの先取り返していくよ。まずは『スイートルームナンバー1』で。
梨華ちゃんの面白いラジオで先駆けてOAされた『クラクラ ディナータイム』『唇から愛をちょうだい』の2曲は来てるよ!