『銭湯の娘!?』第2回

銭湯の娘!?』にマリア役として出ているシャドウ・リュウ(劉致簱)さん。
彼女は『幽幻道士』『来来!キョンシーズ』シリーズのテンテン役で有名ですが、『幽幻道士』に出ていた「スイカ頭」はシャドウ・リュウの実兄(劉至翰)であります。つまりは兄妹出演。


なんてけっこう誰でも知っているようなトリビアかましつつ、今日も『銭湯の娘!?』であります。
キャラクターやあらすじについては公式ホームページをご参考に。


http://mbs.jp/sentou/index2.html

死んだお母ちゃんが残した一枚の写真。
あたしたちを捨てた父親はいい加減で最低の男だった。
腹いせに登った煙突の上で、あたしは誓った。
この銭湯の娘だと認めさせて、慰謝料をふんだくってやる!


「待ってろよーこのクソオヤジ!!」


こうして今回は、ユメが「楽の湯」にどの程度財産があるか調べる内容になっています。本当はすぐにでも証拠となる写真を突きつけてやりたいユメちゃんなのですが、その写真は前回煙突の上でもみあった時に落としてしまいました。なのでとりあえずこの家の財産を調べることに。


そんな決意を胸に迎えた朝。
楽の湯では朝っぱらから六郎(伊武雅刀)が庭でカポエラの稽古をし、次男のアユム(杉浦太雄)が部屋でギターをかき鳴らすという騒々しさ。何度も何度もユメは起こされるわけですが、ここで矢口チェック!


赤いチェックのパジャマ+ボサボサの寝グセがいいんです!寝グセは本当にボサボサであんな頭はコメディドラマでしか有り得ないと思うんですけど、実際どうなのでしょう?とにかく、ヤグチ+赤いチェックのパジャマ+ボサボサ寝グセ×何度も何度も起こされる=激カワイイ♡という方程式が生まれた記念の瞬間でした。僕だけですか、そうですか。


一同は今日開催されるススムの月イチ銭湯ライブの準備に大忙し。居候扱いのユメも手伝いをやらされるのですが、サボって家の中を調べて回るヤグチ。上下だぼだぼジャージ。ベストジャージスト


楽の湯に全く財産がないことがわかったユメは焼酎をあおって(ここの演技うまい)ススムの銭湯ライブに乱入。ギターをかき鳴らし、六郎がどんなに最低な男か暴露しようとします。僕はこの突飛な展開に正直驚きましたが、矢口さんを始め役者陣がやり切っていてコメディとして楽しく観れました。


ユメが全てを暴露しかけた時、テンテンが慌ててやってきて不動産屋(石井康太・岡田太郎)が来たことを告げます。テンテンいうな。楽の湯を毛嫌いする六郎の義妹・常子が土地を売却させようと説得に来たのです。見積書によると、この土地を今売れば「20億円」。ヤグチ、驚きつつもがっつきます(笑)いいねーいいねー正しいよー!そこらへん矢口だよー。やはり大正解。


こうして騒動の予感を残して第2回は終了。
や、かなりいいですよ、このドラマ。矢口さん頑張ってるし、コメディエンヌとしての才能あるんじゃないかな。コメディの演技ははっきり言って上手いです。やりきってる感もあって気持ちいいし。


あと先日の『はてなでテレビの土踏まず』さんの更新を見てなるほどと思ったのは、矢口さんの「声」について。


このドラマでは、叫ぶ・大喜ぶ・怒鳴り散らすことがとにかく多いのですが、不思議と耳障りな感じはしないんですよね。普通がなった声でのセリフ聴くとすごく癇に障るものですが、それがないんです。聴きなれた声っていうのもあるかもしれないですけど、それを差し引いても耳に優しい(だからと言って聞き流しもさせない声だし)。


もともとの声が細かったせいなのか、はたまた歌で声帯を鍛えたからなのかわかりませんが、とにかく矢口さんの魅力、新発見であります。共感!


予告編によると、次回ではいわゆる「泣き」のシーンもあり、伊武さんとのガチのシリアス演技も観られる模様で、非常に楽しみ。
おいおい、傑作じゃあねーか!しかも平日毎日やってるって、かなりヤグヤグ。